高島学園地域学校協働本部 九九道場

市内の各学校に配置されている、学校協働活動の取り組み。
学校の昼休みを利用して地域ボランティアと一緒に2年生が九九を
覚える手伝いをする。正しく九九が言えるとシールがもらえる。
コンプリートを目指して子どもたちは挑戦します。
高島学園は小中一貫校。中学校校舎と渡り廊下でつながっていますので

中学生が手伝ってくれることもあります。

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この九九道場の他に、3年生を対象にした割り算道場や6年生の家庭科の時間のミシンの使い方のサポート、校庭の花壇のお手入れや大工仕事、スキー教室や校外学習の付き添い、冬場には昔遊び、駒、けん玉、百人一首などをしている。
「これならできるかな」という事で地域の人が学校に関わってもらえるように趣味と特技を色んな人に聞いているそうです。

 

昔遊び教室の様子。おはじき遊び。

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図書館ボランティアのみなさん。本の整理や図書室を使った遊びやクリスマス会を企画してくれています。

 

ボランティアさんへの告知方法は民生委員の定例会や日赤奉仕団の委員会などにチラシを渡すと集まってくれる。口コミもある。保護者には学校だよりを通してお知らせしている。子どもたちのためになっていると思うと参加した人もうれしいという声があります。

 高島学園の児童や生徒は地域の人、ボランティアに助けてもらう事を見てきているので、お返しに中学生が地域に出てボランティアをする場面が多い。自然とできているそうです。

大師山ボランティアサークル

平成26年から始まったグループ。主に幼稚園や小学校の草刈りや清掃活動をしている。最高齢者は78歳。移住者、男性の参加が多いグループ。

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この日は小学校の運動会の準備のための草刈り活動。新旭南小学校と北小学校で二手に分かれて行いました。

 

新旭北小学校の校庭の草刈り。

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新旭南小学校の臨時駐車場の草刈り。

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お話を聞いた77歳の女性。7年ほど前にと夫婦で新旭に引っ越してこられた。ボランティアをする事によって地域に感謝できるとおっしゃっていました。

 

大師山ボランティアサークルの会員は60名。新旭だけなく他の地域でも活動しています。子どもたちが安全に過ごせるよう活動を続けています。

 

新旭高島音頭愛好会

2011年高島音頭を踊りたいと思った4.5人が集まって川新で踊り始めた。

徐々に広がって現在は市内から29人が会員です。この日の参加は10人。

子どもの頃は高島音頭をみんなで踊っていた記憶がある。

今も踊ってみたいという事から始まったそうです。

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その時には今津の高島音頭保存会があったので、新旭町では愛好会という名前でスタートしました。70代の女性が中心です。

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市内には音楽も振りも違う高島音頭が6つある。全て踊れるようになって、岐阜の郡上八幡のようになりたい夢があります。最近は学校でも踊らないし教えないので自分たちが伝える人になれるといいとみなさんは言います。

 

地域の施設、デイサービス、お祭り、などに出向いて踊る事もあります。

 健康作り、ストレス解消になっている。

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現在は踊れるくらい元気な人が集まっているので、送迎はないけれど交通手段が問題で活動できなくなる日もくるかもしれないと心配していました。

 

毎月第4月曜日 11:00~ 新旭川

新旭さくら守グループ

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新旭町の湖岸道路の桜並木を守るボランティアグループ。654本の桜の維持管理をしています。年間の延べ参加人数は470人。

70代が多いですが、最高年齢は80歳、22歳の大学生も参加していました。

 

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防除、下草刈り、施肥、枝切り、開花調査、各部門分かれてリーダーをおいています。

 

ボランティアの方への連絡方法は年初に作る年間計画を郵送または総会で手渡しという形で行う。高齢の方が多いのでメールを扱える人は少ない。作業日の近くになればハガキや電話でお知らせすることもあるそうです。

 

安曇川の造園業者も一緒に作業して、アドバイスや指導をしてもらいます。

 

市が桜並木を管理していた時代には年に1回の防除作業でしたが、桜守りの会がするようになってからは夏の間に2回できるようになりました。

 

 

 

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お昼は針江浜でお弁当を食べます。

 

 

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大石さん。

ここの桜は海津に続く桜の名所になると思います。と代表の大石さんはおっしゃっていました。

 

 

 

 

美しい桜がみたい。

70代の交流、生きがい、健康つくりの場所になっています。

 

赤とんぼ

 主催者のえらさん(79歳)が長年介護ヘルパーの仕事をしてきた中で、入院から帰ったら車イス、その後は施設。というお年寄りの現状をみてきて、これは悲しい。デイサービスではなく現役で高齢者が集える場所がなくてはいけないという思いで作った場所。

f:id:takashimaseikatusien:20190806162145j:plain一番右がえらさん。その左が大石さん。

 

 

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最初は手仕事が得意な人たちが手作りの小物や服などを売るグループだったが、

みんなで楽しめる事しよう、人が集まれる事をしようと今回は落語の上映会を開いた。

他にはボランティアをしたり、障がい者施設に余興に行ったりしている。

 

 赤とんぼのメンバー。

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高齢者が生きがいを持って生きていける社会が大事。

歩いていける距離に誰でも集まれる場所がたくさんあるといいなと

活動されています。

 

 

 

 



 

 

 

 

 

 

歌声 浜かぜ

 新旭で活動する「歌声浜かぜ」毎回80~100人前後の高齢者が参加するグループ。

12人の運営委員会のメンバーで運営されています。
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運営委員会のみなさん。

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この日は「東京カンカン娘」の振り付け。参加者のみなさんと楽しめるように

毎回工夫されています。f:id:takashimaseikatusien:20190806135841j:plain

 

 

歌を愛する人々が「優しさと励ましに満ちた日本をはじめ世界中の歌」を一緒に歌う事により、情操を養い友情の輪を広げ自らの人生を豊かにするとともに、音楽を通して文化の向上と明るい地域社会の構築を目指す事を目的とします。これを基本理念に活動しています。

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高齢者の認知症予防、生きがいや交流の場所になっていて、参加者の皆さんは毎回とても楽しみされています。お一人暮らしの方も多いそうです。

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7月は七夕の歌と飾り付け。参加者の皆さんに願い事を書いてもらいます。

 

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お話を聞いた80歳の女性は、「先日免許の返納をした。もう浜かぜにも行けない」と寂しく思っていたそうですが、「そうだ、電車に乗って行ってみよう」と初めて電車で来たそうです。「思ったより簡単に乗れた」とおっしゃっていました。公共交通を使うきっかけにもなったようでした。

 

 

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男性の参加もあります。

 

f:id:takashimaseikatusien:20190806133358j:plain 会は二部構成で一部は講師をお招きして運営委員の皆さんで選んだ季節にふさわしい曲を歌います。二部は参加者からのリクエスト曲を中心に歌います。リクエスト用紙に曲への思いを書く欄があり、懐かしい思い出を共感する場面もあります。 

 

 

好きな曲があればどうぞ前に出て歌って下さい。積極的に参加してもらいます。これまで人前で歌ったことのない人も楽しく歌えるようになったとの声があるそうです。

 

 

毎月第3水曜日13:30~参加費は600円。おやつの準備がありますので会への参加は事前に連絡が必要です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ささゆりコーラス 朽木

設立20年の朽木のコーラスグループ。

最初は公民館講座のひとつだったが、2年後に独り立ち。
このグループの設立を機に朽木にも文化の拠点が必要だという声があがり、
やまびこ館ができたとも言われています。朽木の文化のパイオニアだそうです。

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前列一番左、代表の岸本さん。

 

現在のメンバーは10人。市の文化祭や合唱コンクールにも出場しています。

雪深い地域ですので11月から3月はお休みで4月から再開します。

 

 

朽木のやまゆりの里のスペースで練習します。時には利用者が見学したり、

参加もします。

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歌う時は真剣に。歌詞の世界をイメージすることから始めます。

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みなさん笑顔が絶えません。

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みなさん、練習をとても楽しみにしています。ケガや病気で来られない時期があっても、また歌えるようになるためにがんばるそうです。

 

毎月第1.3火曜日 10:00~12:00

朽木やまゆりの里